脳科学的に「親の経済力」と「子どもの賢さ」は無関係である、という件

統計学を応用した教育経済学から切り込んだ『学力の経済学』という本が、一時期すごく有名になりました。書店でもまだまだ見かけるので、その人気は衰えていないと感じます。

 

この書籍の中で『教育にはいつ投資すべきか?』という命題に対し、「もっとも収益率が高いのは、子どもが小学校に入学する前の就学前教育(幼児教育)」と結論づけられていました

 

もちろん、バカの一つ覚えみたく、高額なモノを与えたり、たくさんの習い事をさせたりすることが良いですよ、とはいっていません。

 

とは言いつつも、やはりカネか・・・と思わざるを得ない結論ですね~

 

 

と、残念がっている子育てママ・パパに朗報です。(経済力の有無に関係なく、という意味で)

 

最近(2017年8月)出版された本で“「親の経済力」と「子どもの賢さ」は無関係である”、と主張するモノがあります。

(自分の経済力によって、子どもの賢さが決定してしまうなんて、あまり信じたくないですよね~。ありがたい。)

 

こう主張するのは、脳科学者として日本ではお馴染みの茂木健一郎氏です。あのもじゃテンパの人です。

 

詳細は書籍を読んでいただければと思いますが、一節を引用すると、

子どもの「学びたい」という欲求は経済状況ではなく、まわりの大人からの影響が大きいといわれています。

家庭の経済的格差は関係ありません。関係があるのはご両親の考え方や行動習慣の差であるというのが私の意見です。

引用:5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方 茂木 健一郎 (著)  出版社: 日本実業出版社

 

(おお、なるほど。周囲の大人である我々「親」が一番影響するわけですな。)

 

(ん~、とってもシンプルで、当たり前の主張のような気もしますが・・・)

 

つまり、何が言いたいかというと、子どもが賢く育つかどうかは、親の経済力よりも、いかに幼少期にドーパミン・サイクルを作れるか、ということですね。

 

夢中になれるものを見つけ、熱中し、やり遂げる力がこれからの時代に求められるスキルであり、幼少期にこのサイクルがつくれよう環境を整えてあげることが親の務めなのかなと。

 

最近、1歳半になる息子がショッピングセンターでやたらとカートを自分で押したがります・・・・

 

親の都合で止めないで、危険が無いようにアシストしながら見守ってみようかなと思いました。

(しかし、お店の人に迷惑はかけられないので、他のことに興味を持ってくれないかな~、というのが本音ですね~)

 

以上、脳科学的に「親の経済力」と「子どもの賢さ」は無関係である、というお話でした。

 

 

《参考文献》

5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方 2017/8/10 茂木 健一郎 (著)  出版社: 日本実業出版社

「学力」の経済学 2015/6/18 中室 牧子 (著)  出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

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