費用対効果の大きい子育て投資時期は?

子育て中のママやパパに質問です。

子供が生まれてから大学卒業(または高校卒業)までにかかる教育費の費用の平均はどれくらいかかるかご存知でしょうか?

「国立・公立」か「私立」かによっても異なりますし、大学に関しては「文系」「理系」でも多少異なり、「医学部」など一部の学部ではけた違いに高くなるケースもあります。

また、大学に関しては、少子化に伴う大学経営悪化による私立大学の国立化や、定員割れといった状況が現実味を帯びてきている状況から、これから先は今の時代ほど「学歴」が幅を利かせる社会ではなくなっていくと予想されるため、高校卒業までを見ていきましょう。

 

幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間

すべて公立・・・540万円

幼稚園だけ私立・・・616万円

高等学校だけ私立・・・716万円

幼稚園及び高等学校が私立・・・792万円

小学校だけ公立・・・1047万円

すべて私立・・・1770万円

出典:平成29年12月22日報道発表 『平成28年度子供の学習費調査 文部科学省 リンクこちら

 

私の感想ですが、公立だけ(540万円)でも相当な費用がかかる印象です。全て私立に行った場合(1770万円)と比較するとおよそ3倍も違うのですね。驚きました。

中学校で私立に進学する人は、親が教育熱心な印象がありますが、高校となると「学力」が関係しているのでは、と思います。

勉強ができる人は市内屈指の「公立」進学校を目指し、高校受験に失敗した人が「私立」へ進学するという構図です。

現代は違うかもしれませんが、31歳の私はそのような印象を持っています。

 

費用対効果の大きい子育て投資時期はいつか?

さて、本題に入るわけですが、「教育」を「投資」と呼ぶのには、いささか抵抗や違和感があるかもしれません。

この考えは、教育経済学者である中室牧子氏が2015年に出版した「学力の経済学」によるものです。

「子育てに統計的な発想や、経済学的な発想を求める方がいましたら、お勧めの良書です。

「学力の経済学」によると、「教育を経済活動としてとらえると、将来に向けた「投資」として解釈できる」という考え方を示しており、理系の私にはともて共感できます。

その上で、結論は「もっとも収益率が高いのは、子どもが小学校に入学する前の就学前教育(幼児教育)」となっております。

驚いたことに、教育経済学の研究蓄積にはまだまだ議論が収束しないテーマが多い中で、ほとんどの経済学者が一致した見解を述べるそうです。

「学力の経済学」においては、ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授らの著書で用いられた人的資本投資の収益率を年齢別に表した図を引用しており、子どもの年齢が小さいうちほど収益率は高いことが示されています。

 

早いうちに学習塾に通わせたほうがいいか?習い事をたくさんしたほうがいいか?

前述した結論からすると、子どもの年齢の小さいうちにたくさん「学び」を与えることが大事であるため、明日からでも学習塾や習い事を始めさせたくなりますが、それは拙速(せっそく)だと中室氏は言います。

特に「学習塾に早期に通わせること」に関しては、他にも人格形成や、五感を刺激することに「時間」を投資した方が有効であり、たくさんいろいろなことを体験させてあげることが大切だということになります。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

私も子供が生まれる前に専門書を10冊程度読破した中で得た知識ですが、多くの人が「中学や高校」の塾にかける費用が重要だと考えているのではないでしょうか。(私もその一人。)

是非、子育ての参考にしてみてください。

 

RYO

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